普段聞きなれない湯たんぽの「たんぽ」
実はこれ、漢字では「湯婆」と書きます。
湯たんぽは中国の唐の時代(7世紀)からあったそうで、
室町時代に日本に伝えられました。
「お湯の婆(おばあさん)」、なんとなくしっくり来ないけど、中国語では
婆=母、妻を表し、つまりお母さんに抱かれているほど温かい、という意味。
確かに湯たんぽの温かさは、じんわり身体の芯まで温めてくれる、という意味では
ピッタリの表現ですね。
普段聞きなれない湯たんぽの「たんぽ」
実はこれ、漢字では「湯婆」と書きます。
湯たんぽは中国の唐の時代(7世紀)からあったそうで、
室町時代に日本に伝えられました。
「お湯の婆(おばあさん)」、なんとなくしっくり来ないけど、中国語では
婆=母、妻を表し、つまりお母さんに抱かれているほど温かい、という意味。
確かに湯たんぽの温かさは、じんわり身体の芯まで温めてくれる、という意味では
ピッタリの表現ですね。
なんとなく体がだるく食欲がない、朝起きたときに疲れが残っている。
この季節、こんな経験はダレにでもあります。
これは、そう「夏バテ」。
ではそのメカニズムはというと、
高い気温→体温調整にエネルギーを消費→体力を消耗
加えて、
水分の過剰摂取、食欲不振が重なり、
睡眠不足も原因となって、体の代謝機能が狂ってしまうため。
特に、日中、夜間にかかわらず冷房にさらされっぱなしの方は、
身体が必死で低温に順応しようとしているところへ、
外出などでいきなり外の高温にさらされると、サーモスタットが異常反応する
という事態に陥ってしまうのです。
もともと、熱帯で生まれた「裸のサル=人類」は温かいという環境が
正常な生活の基本。
とはいえ、連日のこの暑さ。
冷房をかけるな、というのが無理であれば、
足元、腹部、腰周りの重要な部分だけでも、ヌル目の湯たんぽで温めてみては。
※一口メモ
夏場の湯たんぽは「ほんのり暖かい」が基本。
沸騰したお湯を倍にうめ、50℃程度のお湯でご使用ください。
「お湯で温める」
考えれば原始的な方法です。
しかし、食品の安全の問題などの「得体のわからないもの」に
不安を感じる今日、
シンプルでわかりやすい湯たんぽが、地球にやさしい製品として
全世界的に見直されてきています。
そして、ケニアのノーベル平和賞受賞者、ワンガリ・マータイさんの
提唱している「MOTTAINAI(もったいない)」運動に賛同し、
今年、ファシーは、湯たんぽの売上の一部を、
「MOTTAINAI(もったいない)」プロジェクトに寄付します。